プログラミング学習

子供向けプログラミング講師は資格不要!未経験でも可能

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プログラミング教室は、子供向けから大人向けまで様々なスクールがあります。

大人向けのプログラミング教室では

「Java」「PHP」「Ruby」といったプログラミング言語での

システム開発の指導を行う講座の授業が一般的のため、

エンジニアの実務経験やIT関連の資格が必要です。

しかし、子供向け (特に低学年) のプログラミング教室の場合は、

プログラミング言語を教えるというよりは、

プログラミング的な思考ができるような基礎的な仕組みの指導を行うことがほとんどです。

このような場合には、特にIT系の資格は不要で、誰でもプログラミング講師になることが出来ます。

そこで、今回は子供向けプログラミング講師をやってみたいという方向けに

プログラミング講師の仕事内容、求人内容、求められる資格やスキルについて解説してみたいと思います。

子供向けプログラミング講師の仕事とは

子供むけプログラミング講師のお仕事の流れは以下のようなものになります。

教材の準備

子供たちに適したカリキュラムを準備し、プログラミングの基本から応用までの内容を計画します。年齢やスキルレベルに合わせた教材やプロジェクトを選ぶ必要がありますが、運営会社から支給されると思いますので、教材を準備しておきましょう。

授業の準備

教材やプロジェクトに基づいて授業を準備し、子供たちに理解しやすく伝える方法を検討します。プログラミングツールやプログラミング言語を実際に使用してデモンストレーションを行うこともありますので事前にどのような完成物が出来る予定なのかみせられるようにしておく必要があります。

授業の実施

子供たちに実際にプログラミングを教えていきます。
プログラミング授業はオンラインで行うこともありますが、
子供向けの場合学校や教育機関、プログラミングスクールなどの
対面で行うことが多いと思います。

進捗のモニタリング

デモンストレーションを実施したら、あとは生徒自身が制作をしていきます。
プログラミングを教えると言っても通常イメージするような講義のようなものというより
自分たちで考えさせるサポートというイメージが近いです。
単純に答えを教えてあげるというよりは、一緒に考えていくという進め方になります。

そのため、授業の大半は進捗管理をしたり、個別に困っている生徒のサポートをしたり、質問などに対応して
最終的な今日のゴールまで子供たちが理解しやすいようにサポートしていきます。

成果確認

子供たちがプログラミングプロジェクトを完成させた際に、その成果を評価します。
生徒自身に発表させることでもいいかもしれません。
成果を人に見せたり評価されることで、子供たちのモチベーションもアップします。

子供向けプログラミング講師の求人

プログラミング講師の募集は
オンライン求人ポータルサイト(例: Indeed、リクナビ、ガイドワークス)等で
子供向けプログラミング講師の求人情報を探すことができます。

時給としては1,000円~1,500円程度が相場かと思います。

東京都最低賃金が1013円くらいですので、そこまで高単価という訳ではありません。

賃金からみても分かる通り、特別なスキルが必要という訳ではないことが分かります。

必要な資格やスキルは

最初にお伝えしましたが、子供向けのプログラミング教室の講師になるためには

特に資格は必要ありません。

カリキュラムが予め決まっていて、解答もあるので未経験の人でも講師になることが出来ます。

ただし、プログラミング講師になるにあたり持っておくと便利なスキルはいくつかあります。

まず第一には、子供とのコミュニケーションが好きという事です。

当然ですが、生徒は子供になりますので子供とかかわることがそもそも好きでないと出来ません。

また、プログラミング以外でも「教える」という事が得意な方は、1つのスキルとしてアピールできると思います。

(例えば、過去に塾の講師をしたことがあるなど)

子供に教えるというのは、大人に教えるのと違い、子供が理解出来るようにかみ砕いて教えてあげる必要があります。

私も過去に塾の先生をしていたことがあるのですが

「勉強が出来る」ことと「教え方が上手」ということは、比例するわけではありません。

プログラミングの知識がすごくあるからと言って教えられるわけではないのです。

また、スキルという意味では、子供向けのプログラミング教室ではScratchやViscuitを使うところが多いので

ScratchやViscuitで作品を1つ作ってみて、使い方をある程度知っているといいかもしれません。

また、プログラミングをするにあたっては、

コンピュータが動く仕組みについての基礎知識程度はあったほうがよいでしょう。

ITスキル全般の基礎知識が分かる資格としてはITパスポートなどが適当かと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

子供向けプログラミング講師は資格不要で、だれでもチャレンジできるお仕事です。

今後子供向けプログラミング講師になりたいと思っている方の参考になれば幸いです。