首都圏模試センターが初めての試みで明大中模試を11月に開催しました。
明大中模試とは、明大明治、明大中野、明大八王子、明大世田谷の
明治大学付属(係属)校4校を対象とした模試です。
女子は受験会場が、共学化&明大付属化で話題の明大世田谷だったこともあり
校舎建て替えの真っ最中でどんな雰囲気なのか見てみたいということで
受けてきました。
首都圏模試(明大中模試)を受けてみた結果
明大付属の中で明大中野は男子校になりますので、女子が受けられるのは残りの3校です。
受験者数は約800名うち女子が280名ほどだったようですので
男子の受験者数がかなり多かったのではないでしょうか。
問題は、各学校の特徴をそれぞれミックスしたような問題構成になっており
明大明治を意識して途中式を書くような解答欄もありました。
各学校によって、得点配分が異なって算出されていて
例えば、明大明治を意識した問題に正解していると、明大明治の判定では得点が高くでるようになっており、逆にそれ以外の学校の判定では点数が異なります。
つまり、判定する学校によって、各問題の配点が異なるように設定されています。
| 判定学校 | 合計得点 |
|---|---|
| 明大世田谷 | 21X点 / 300点満点 |
| 明大八王子 | 22X点 / 300点満点 |
| 明大明治 | 24X点 / 300点満点 |
このように、全て300点満点ですが、
明大明治を意識した問題への正当率がよかったため、合計点が明大世田谷と比較して30点程度も高い結果となっています。
偏差値もそれぞれの学校で微妙に異なりました。
我が家は、この模試でかなり成績がよく出てしまい、
詳細を書くと身バレしてしまいそうですので、詳細な得点はぼかしを入れさせていただきます。
ちなみに、どの学校の判定も80%判定が出ていました。
明大中模試のメリット・デメリット
明大中模試を受けてみて感じたメリット・デメリットについてまとめていきます。
メリットは、この模試受講者限定で
各学校の限定インタビュー動画を見られることが1つあげられます。
インタビュー動画の中では、今まで知らなかった情報などもありとても参考になりました。
また、各学校への対策(どの分野の問題が弱いのか)、
明大中を目指す受験生全体の立ち位置を知ることが出来ます。
もちろん、偏差値や判定も出ますので、どうしても明大付属!というご家庭には
併願校戦略の参考にもなると思います。
逆にデメリットとしては、第一志望層しか受験していない可能性があることです。
例えば、明大中を志望するご家庭では、
実際に受験当日に戦うのは明大中を志望する家庭に加えて、
その上の難関校の併願として受けてくる層がいることを忘れてはいけません。
おそらくですが、併願校としている層はこの模試は受けに来ない可能性が高く
この模試で合格圏内であっても、安心することはできず、
正確な判定なのかという部分が少し疑問かなと思います。
合不合判定テストなどの総合テストであれば、全ての層が受験していますので
そういう意味では判定は正確ですが、問題の特性が明大中の特性とは異なるので
まあ、どっちもどっちという感じですが・・。
一番は明大中模試を難関校受験層が受けてくれることが一番信憑性が高くなりそうです(笑)
